なぜ日本人は世襲好きなのか?

自民党の総裁選が始まって、テレビはそればっかりになってる。テレビは見てないけど。

あたしはtwitterが好きなので、一日中、twitterをやってるわけだけど、まあtwitterを見てると、今テレビでどんなことが話題になってるか、なんとなく、わかるような気がする。

で、小泉進次郎が「既得権益の打破」みたいなことを言ってて、苦笑せざるを得ないわけだけど、まあ代々世襲の小泉あたりがこの言葉を発すると、程度の悪いギャグくらいにしか、聞こえないよね。

思ったのは、田中龍作のアタマの悪さではなく、それはずっと昔からわかってることで、ホリシンShin Hori @ShinHori1のセンスのなさでも、●●●●とかいう自称クリエーターのアホさ加減でもなく。

この調子で書いてると、夜が明けそうなので、要点だけをかいつまんで、書く。

なぜ日本人は世襲が好きなのか。結論としては、世襲が好きなのは日本人だけではない。笑

けど、まあ、島国だし、他国との人的交流もびっくりするほど少ない日本に住む日本人が世襲好きなのは、まあ仕方ないとも言えるかもしれないよね。だってそれしか知らないんだもん。

僕は日本は民主主義を“負け取った”国だとずっと思っていて、まあ民主主義は太平洋戦争にボロボロに負けて、連合国から、いわば押しつけられた、わけだよね。つまり負け取ったわけだ。

だから、戦後80年になろうとしてるのに、日本に民主主義はなにひとつ定着してない。

あたしはそう思うね。そんな国で頼りになるのは世襲くらいしか、なくね?という話で。

イギリスで貴族院が廃止? 貴族院から貴族が廃止? なんかそんなニュースが舞い込んできたけど、誰かがコメントをくれたけど、イギリスの議会は下院にも貴族がウジャウジャいるんだってね。まあ、日本と同じく島国だしね。歴史だけはムダに長いのも共通してるかも。彼の国は世界を侵略してきたしね。

なんの話だっけ。けど、日本人って、血筋とか家柄とか、そういうのをバカみたいにありがたがるよね。その正反対にあるのが部落差別なわけじゃないですか。オレに言わせれば、バカとしか言いようがないんだけど。

いきなり話は飛躍するけど、僕が所属していた(いまも一応、名前だけは所属してることになってるみたいだけど)、某宗教団体でも、“幹部の息子”ってだけでムダに大事にされたりって、よくある話で。

●●さんの息子さんなの? であるならば信心強盛なんでしょうね、みたいな。

すごいどうでもいい話なんだけど、なんか最近、ふと思い出したことがあって。あたしがたぶん小6か中1くらいのときに、千葉でその某宗教団体が主催する「文化祭」というのがあって。その「文化祭」とやらがあったことも、ずっとあとになってから僕は知ったのだが、僕の同級生の●●くんや○○くんが出場したんだって。それももちろんあとから知った。その「文化祭」に出場することは、言葉を選ばずに言うと、ひとつのステイタスになるわけですよ。

で、なんで○○くんや●●くんが出場できて、僕のところには話ひとつ来なかったかというと、●●くんや○○くんの親が(とくに母親が)、某宗教団体の熱心な活動家だから、なのですね。うちの母親も熱心な活動家と言えないこともなかったわけだけど、彼女は僕に輪をかけてムラがある性格で。まあ、どっちかというと正しい組織人とはいいがたいキャラクターだったわけで。

なので、別に僕はその文化祭とやらに出場できなかったことを根に持ってるとかそういうことは一切なく、たぶんその文化祭に出場する小中学生を募る係の地域の大人が手を抜いた、ということなんだろうな、という合理的な判断をして、いまにいたってるわけだけど。

なにがいいたいかというと、世襲って、偏見なわけですよ。差別の別名。アタマを使うのが大好きなあたしからすると、お前ら、もうちょっとアタマを使えよ、と命の底から思うわけだけど、どうも最近だんだんわかってきたんだけど、世の中の大多数の人間と呼ばれる生き物は、アタマを使うことがあんまり得意じゃないみたいね。だってそうじゃん、ネットとかで簡単に騙されて何百万円も何千万円も詐欺で奪い取られる人が後を絶たないわけでしょ。だったらオレに投資しろよ、と心の底から思うね。

なんの話だっけ。忘れた。そう、で、国際ニュースに目を向けると、イスラエルが今日も昨日も明日も、パレスチナの何の罪もない子どもたちを虐殺してる。アタマ大丈夫?って心の底から思うんだけど。何が言いたいかというと、イスラエルの連中も、何も考えてないんだよ。パレスチナの人々を殺すことが善だと信じ込んでしまってるわけ。ヤバくね?

米国自体が、そうじゃん。自分の国があまりにも広いし、いろんな人種の人たちが住んでるから、自分の国が地球全体みたいに思い込んじゃってるんでしょ。で、文化や経済、政治をユダヤ人に支配されてるので、イスラエルには逆らえない、みたいな。共和党は言うに及ばず、民主党のハリスも、停戦とかは口にはしてるけど、本気さは感じられないよね。だっていますでに副大統領で、彼女が命を捨てる覚悟があるのなら、勇気を出してイスラエルへの武器・弾薬の供与をいますぐやめろ!って叫ぶことはできるわけでしょう。だけどしない。トランプよりはナンボかマシ、という理由で米国在住の日系人の方々もハリスを推してるみたいだけど、どうにかならんのかね。

僕の師匠である池田大作先生は、バラモンは生まれながらにしてバラモンだ、とおっしゃった。つまり世襲なわけだ。人物を見極めるのに、生まれを見るんじゃなくて、その人が何をなしたかを見ろ、っていわれた。つまり世襲の否定ね。

少し敷衍して言うと、その人の肩書きじゃなく、その人が何を言い、何を行っているかを、よく観察しろ、とおれは思うわけ。たとえば、某宗教団体の会長というのがいたとして、会長が言うことだから正しいに違いない、と思うのは、まあ自然だし、仕方のないことかもしれないけど、自分の正当な判断力、批判精神をもってして、その会長の言ってることを長い期間をかけてじっと聴いていたら、あれ、なんかこの人の言ってること、違うんじゃね?と思うかもしれない。もしそう思ったら、自分の五感のすべてを使って、確認してみることでしょう。自分の直感が間違っていて、その会長の言ってることが正しいのか、あるいは、自分の正当な批判精神のほうが正しくて、どうもその会長の言ってることが間違ってるくさい、と思いを強めることもあるかもしれない。

いろんな人と対話してみるのもいいよね。まずは自分の信頼している某宗教団体の先輩とかに“指導を受ける”とかね。だけど、自分の良心の信仰に照らし合わせて、その先輩の言ってることも、どうも表面的だし、薄っぺらいし、その人が自分の立場を守るために適当に言葉を継ぎ足してるだけだし、と思ったら、別の先輩に当たってみるのもいい。ダメなら次、それでもダメなら、次、と次々といろんな先輩を試してみればいい。

そして、当たり前のことだけど、何よりも大切なのは、師匠・池田先生がなんておっしゃっているかを、自分の置かれた場面と状況に照らし合わせて、じっくりと心を研ぎ澄ませて、確認してみることだよ。

おれはそうおもうけどな。

さっきもtwitterに書いたんだけど、創価学会の現執行部、ハラダやタニガワ、あと秋谷あたりは、いままでずっと末法の御本仏として崇め奉っていた日蓮大聖人よりも、久遠実成の釈尊のほうがエラいと、急に言い始めた。なんか、世界中にこの仏法を弘めるには、無名の日蓮よりも釈迦をオモテに立てたほうが法を弘めやすいとかって話もあるみたいだけど、なんじゃそりゃ、お前らは汐留の金儲けしかアタマにないパッパラパーの代理店の営業かよ、と心の底から思うわけ。

もうひとつ、日蓮大聖人は旃陀羅が子、なわけですよ。千葉の外房の天津小湊あたりの漁師の息子、言葉を選ばずに言うと、最下層の出身なわけ。つまり世襲とはいちばん遠い存在なわけですね。

考えてみたら、あたしも大聖人に、ものすごーくシンパシーを感じるわけ。父親は帝京商業高校出身、母親は秋田の大曲の専門学校の出。中学を卒業して、高校に行きたかったんだけど、行かせてもらえなかったんだって。その話はずっと聞かされてた。

なんの話だっけ。忘れた。

仏法で、一念三千ていう法門があるんだけど、僕には難しい話はわからないけど、この仏法の修行が進むと、命の、生命の三千の扉が、すべて開いていくんだよ。それまでは開かずの扉が山ほどある。具体的には、いろんな人と仲良くできるし、いろんな人を積極的に評価できる。もっといえば、家の台所を這ってる茶色い昆虫も可愛いなあ、と思えるようになる。だから当然、人を傷つけたり、貶めたり、騙したり、もちろん殺したりなんか、絶対にできなくなる。

もうひとつ、仏法は三世の生命を説いててね、現在過去未来ってヤツ。もちろん僕も凡夫だから、過去世の自分の姿とかは思い出せないし、それがわかるとか言ってるのは、すべてインチキだと思ってるけど、まあ本人がいいと思ってやってて納得してるなら、それはそれで幸せなのかなと思わないでもないけど、過去世がわかったところでどうにもならないし、たとえば過去世が殺人犯だとして、じゃあ彼は今世をどう前向きに生きたらいいの?という話は結局は仏法に救いを求めるしかないわけで、過去世療法の批判はこのへんにしておくとして、この仏法の修行が進み、一念三千が完成に近づくと、今世で出会う人々が、どの人も等しく、過去世のどっかできっと会ったんじゃないかって、心の底から思えるようになるわけですよ。

そしたら人のことを傷つけたりは、絶対にできないよね。

戦争なんて、なんてバカらしいと心の底から思えるわけで。

キリスト教しか知らない世界の人々に、この仏法を教えてあげたいと命の底から思うよね。

おれはそう思うけどな。

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